ある時、「報告がてら、久しぶりだからゆっくり2人に会いたい。」と従姉妹から連絡が入りました。
2人とはもちろん私と母のことです。
その連絡を受けてからすぐ、たまには外で会おうよということになり3人で外食することになりました。
たまにメールや電話で連絡しあうことはあっても、お互いの仕事などで最近はあまり会う機会がなかった従姉妹。
久しぶりに会った彼女は、客観的にみても内面から輝くとはこういうことかと思ったくらい、本当に綺麗になっていました。
母も同じように思ったらしく、「おめでとう~、まーすっかり綺麗になって!」と第一声を彼女にかけていました。
そんなキラキラ輝くような笑顔の従姉妹を見ていると、こっちまで幸せになれるようでした。
お店に入ってテーブルにつき、「おめでとう!」と乾杯をしたらすぐに話題は従姉妹の結婚についてになりました。
もちろんその話を聞くためにセッティングした会食ですが、食いつきすぎではと思うくらい母と二人で質問攻めにしていました。
「それにしてもいつそんな人を見つけたの?」という母の質問に、私も「そう、そう。」と身を乗り出しました。
年が近いだけあって私と従姉妹はお互いの恋愛話なんかもしていました。
けれども最近は彼氏がいるという話はしていなかったはず…。
だからこそ今回の話にびっくりしたわけですが。
「うん。実はね、『ツヴァイ』っていうところで出会ったんだ。」
え?「ツヴァイ」?
私がそう声を出すよりも早く「え?それなに?」と母がえらい勢いでその言葉に食いつきました。
従姉妹の話によると「ツヴァイ」とは結婚相談所で、彼女の会社がたまたまそこの法人会員になっていたんだそうです。
で、会社の友人が入会するというので、「結婚相談所」というところにも興味があったしこれも社会勉強かな、と思って一緒に入会したとのこと。
肩にあまり力が入っていなかったのがよかったのか、入会して半年パーティで出会った人と交際・婚約にいたったのだそう。
「焦っていたわけではなかったんだけど、やっぱり考え方が変わったよ。」という従姉妹の話に、私以上に身を乗り出して聞き入る母。
そして次の瞬間、私が予想だにしていなかった展開となったのです。
「この子にもそこ、紹介してくれない?」
はい??
この母の一言を皮切りに、母と従姉妹は「私に婚活させる」べく最強のタッグを組んだのです。